学校給食の仕事は興味はあるけど、「人間関係は大丈夫かな?」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
学校給食の現場では、正社員とパートが一緒に働きます。また、幅広い年代の方が働いている職場でもあります。
私自身、コミュニケーションがあまり得意な方ではなかったので、入社した当初は「うまくやっていけるかな」と不安もありました。
しかし、働いていく中で、周囲に助けてもらいながら、少しずつ仕事を覚えていくことができました。そして、主任となった今では、さまざまな立場や年代の方と関わる中で、人間関係の難しさや大切さを感じています。
今回は、そんな私の経験をもとに、職場の人間関係について紹介します。
学校給食はどんな人たちが働いている?
・正社員とパートが一緒に働く
・幅広い年代の人がいる
・女性(主婦)が多い職場が多い
・栄養士・学校の先生などとも関わる
・毎日同じメンバーで働くことが多い
学校給食の現場では正社員とパートが一緒に働いています。
私が学校給食の仕事に就いて、7年目になります。その中で、子育て真っ最中の方や子育てがひと段落下した方など、幅広い年代の人と一緒に仕事をしてきました。
特にパートさんは主婦の方が多く、性格や仕事に対する考え方も人それぞれです。仕事に対する責任感がとても強い方もいれば、自分のペースで仕事をする方もいます。
私も働き始めた頃は、経験豊富で責任感の強いパートさんから注意を受けることもありました(笑)。今振り返ると、そうした経験から教えてもらったこともたくさんあります。
また給食室の中だけではなく、栄養士や学校の先生など、さまざまな立場の方と関わりながら仕事を進めていきます。
これまで働いてきた中では、人間関係のトラブルを目にしたこともあれば、私自身が悩んだこともありました。
学校給食は、基本的に毎日同じメンバーで協力して作ります。そのため、職場の人間関係は仕事のしやすさにも大きく影響すると感じています。
正社員とパートの人間関係
・正社員がパートへの指示を出すことが多い
・年上のパートへ指示を出す場合もある
・「指示する側・される側」だからこその難しさ
・言い方ひとつで受け取り方が変わる
学校給食の現場では、正社員がパートへ指示を出すことが多く、パートはその指示をもとに作業を進めます。
パートには幅広い年代の方が働いており、自分より年上の方へ指示を出すこともあります。そのため、私自身も指示を出すときの言葉選びや伝え方には気をつけています。
同じ内容を伝える場合でも、言い方ひとつで相手の受け取り方は変わります。
例えば、相手の気持ちを考えずに強い口調で指示を出してしまえば、指示を受けた側も気持ちよく仕事をすることはできません。
私がこれまで学校給食の現場で働いてきた中でも、職場の雰囲気が悪くなっているときは、言葉選びや伝え方が原因の一つになっていると感じることがありました。
もちろん、安全な給食を提供するためには、間違っていることを注意しなければならない場面もあります。しかし、必要以上に強く言う必要はありません。
正社員とパートの人間関係が悪くなれば、チームワークにも影響します。学校給食は一人で作るものではないからこそ、お互いが気持ちよく働ける関係をつくることも、安全でおいしい給食を提供するために大切なことだと私は考えています。
私も主任になってから、言葉選びや伝え方には特に気をつけながら、指示を出したりコミュニケーションを取ったりしています。
相手を尊重した伝え方をすることで、パートさんも意見を言いやすくなり、結果として仕事がしやすい職場につながると感じています。
学校給食で人間関係が難しいと感じる場面
・忙しい時間帯は言い方がきつくなりやすい
・仕事のやり方や考え方が人によって違う
・正社員とパートで立場が違う
・年代による考え方の違い
私はこれまで学校給食の現場で働く中で、人間関係が難しいと感じる場面を何度も経験してきました。
特に感じるのが、忙しい時間帯です。
学校給食は決められた時間までに調理を終わらせなければならないため、作業が遅れていると、どうしても気持ちに余裕がなくなります。
私自身も、忙しいときに言い方がきつくなってしまい、あとから「もう少し違う伝え方ができたのではないか」と反省したことがあります。
また、学校給食では幅広い年代の方が一緒に働いています。仕事に対する考え方や、これまで経験してきたことも人それぞれです。
自分では分かりやすく伝えたつもりでも、相手によって受け取り方が違うことがあります。また、「今までこのやり方でやってきた」という考えと、新しいやり方がぶつかることもあります。
さらに、正社員とパートでは立場や責任の範囲も異なります。正社員としては安全な給食を提供するために必要な指示でも、伝え方によっては相手にうまく伝わらないことがあります。
同じ給食を作る仲間でも、立場や年代、仕事に対する考え方は一人ひとり違います。
だからこそ、「自分の考えを伝える」だけではなく、相手がどのように受け取るかまで考えてコミュニケーションを取ることが大切だと感じています。
私が主任として人間関係で気をつけていること
・人によって態度を変えない
・注意するときは感情的にならなyい
・パートさんの意見も聞く
・忙しときほど言い方に気をつける
私が主任として一番気をつけているのは、「人によって態度を変えないこと」です。
これまでさまざまな職場で、人によって接し方を変えている場面を見てきました。しかし、相手によって態度を変えていると、周囲からの信頼を失う原因になると感じています。
主任という立場だからこそ、誰に対しても同じように接することを大切にしています。
また、注意が必要なときでも、できるだけ感情的にならないようにしています。安全な給食を提供するためには、間違っていることを注意しなければならない場面もあります。
しかし、感情のまま強く注意しても、相手に本当に伝えたいことが伝わらなかったり、職場の雰囲気を悪くしたりすることがあります。
そして、現場のやり方を変えるときは、パートさんの意見も聞くようにしています。
主任だからといって、一人で「明日からこのやり方に変えます」と決めてしまうのではなく、「こうした方がやりやすいと思うけど、どうですか?」と周囲の意見を聞いてから決めることを意識しています。
実際に作業をしている人だからこそ気づくこともあり、私自身がパートさんの意見から学ぶこともあります。
また、学校給食では忙しいときほど、気持ちに余裕がなくなります。そんなときこそ、一度落ち着いてから話すことを意識しています。
忙しさに任せて強い口調で話してしまうと、こちらの意図とは違った伝わり方をしたり、人間関係にわだかまりを残したりすることがあるからです。
主任になってから、人を動かすためには指示を出すだけではなく、普段から信頼関係を作っておくことが大切だと感じるようになりました。
「ありがとう」「助かりました」といった感謝の言葉も忘れず、みんなが気持ちよく働ける職場を作ることを心がけています。
人間関係がいい職場は仕事もしやすい
・困ったときに声を掛け合える
・ミスや異変を報告しやすくなる
・忙しいときに自然と助け合える
・結果として安全な給食につながる
学校給食の仕事で一番大切なのは、毎日、安全な給食を子どもたちに提供することです。
そのためには、衛生管理を徹底することはもちろんですが、私は職場の人間関係も大切だと感じています。
人間関係が良く、普段からコミュニケーションが取れていれば、困ったときに声を掛け合ったり、ミスや異変があったときにすぐ報告したりすることができます。
また、忙しいときには「こっちはやっておくよ」「何か手伝うことある?」と、自然に助け合えるようになります。
私自身、主任としてこれまで紹介してきたことを意識してきました。今の職場でも、みんなで協力する中で「声を掛け合う」「報告する」「助け合う」という関係が少しずつできてきたと感じています。
学校給食は、一人で作ることはできません。
正社員とパートが協力し、お互いに声を掛け合える職場を作ることが、ミスを防ぎ、安全な給食を提供することにもつながると私は考えています。
まとめ
今回の記事では、学校給食調理員の人間関係について、私の経験をもとに紹介してきました。
学校給食は、毎日同じメンバーで協力しながら給食を作るため、人間関係はとても大切です。
しかし、正社員とパートという立場の違いや、年代、仕事に対する考え方の違いなどから、人間関係の難しさを感じることもあります。
私自身、コミュニケーションが得意ではなく、主任になってからも人間関係で悩むことがありました。だからこそ現在は、「伝え方・相談・感謝・信頼関係」を大切にしながら、みんなが働きやすい職場を作ることを心がけています。
学校給食は一人では作れません。正社員とパートがお互いに声を掛け合い、困ったときには助け合える関係を作ることが、ミスを防ぎ、安全な給食を提供することにもつながると感じています。
人間関係に悩むことはありますが、みんなで協力して無事に給食を提供できたときの達成感は、この仕事のやりがいの一つです。
次回は、「学校給食調理員で大変だったこと・きついと感じること」について紹介します。
実際に働いて感じた体力面の大変さや、時間に追われるプレッシャーなど、現場で働いているからこそ分かるリアルな部分を紹介していきます。

コメント