「学校給食調理員として働いてみたい」
そう思って求人を探し始めると、たくさんの求人が出てきます。
しかし、求人票を見ていると、
「給料はどこを見ればいい?」
「土日祝日は本当に休み?」
「夏休みは休めるの?」
「未経験でも大丈夫?」
「同じ学校給食なのに、なぜ条件が違うの?」
など、分からないことも多いと思います。
学校給食調理員の求人は、給料だけを見て決めるのではなく、勤務時間・休日・仕事内容・勤務地・雇用条件などを確認することが大切です。
私自身、学校給食調理員として7年間働き、現在は主任としてスタッフの採用や新人教育にも関わってきました。
今回は、これから学校給食調理員の仕事を探す方に向けて、求人票を見るときに確認してほしいポイントを紹介します。
まずは雇用形態を確認する
最初に確認したいのが、正社員なのかパートなのかということです。
学校給食の求人には、
- 正社員
- パート
- アルバイト
- 契約社員
など、さまざまな雇用形態があります。
正社員の場合は、安定した収入や賞与、福利厚生などがある一方で、勤務時間や仕事内容、責任の範囲が広くなる場合があります。
パートの場合は、勤務日数や時間を調整しやすい求人もあり、家庭との両立を考えている方には働きやすい場合があります。
また、会社によっては「正社員登用制度」がある求人もあります。
最初はパートとして働き、学校給食の仕事を経験してから正社員を目指すという方法もあります。
自分がどのような働き方をしたいのかを考えて、雇用形態を選びましょう。
給料だけで決めない
求人を探すとき、どうしても気になるのが給料だと思います。
もちろん給料は大切ですが、給料だけを見て求人を決めるのはおすすめしません。
確認したいのは、
- 月給・時給
- 賞与
- 昇給
- 資格手当
- 役職手当
- 交通費
- 社会保険
- 試用期間中の条件
などです。
月給だけではなく、賞与や手当、年間休日なども含めて確認しましょう。
勤務時間は必ず確認する
学校給食の仕事を探すとき、勤務時間も非常に重要です。
求人票には、
「7:00~16:00」
「9:00~15:00」
などと書かれています。
しかし、実際には職場によって早出や残業がある場合もあります。
そのため、
- 始業時間
- 終業時間
- 休憩時間
- 残業の有無
- 早出の有無
- パートの勤務時間
- 週何日勤務なのか
などを確認しておきましょう。
特に学校給食は、決められた時間までに給食を完成させる必要があります。
そのため、勤務先によっては朝早くから仕事を始める場合があります。
「家から近いから応募したけど、思っていたより朝が早かった」
ということにならないように、勤務時間はしっかり確認しておきましょう。
休日・長期休暇を確認する
学校給食の仕事を選ぶ理由として、
「土日祝日が休みだから」
「子どもの学校と休みが合わせやすそうだから」
という方も多いと思います。
確かに学校給食は、土日祝日が休みの求人が多くあります。
また、夏休み・冬休み・春休みなど、学校の長期休暇があることも学校給食の仕事の特徴です。
ただし、学校が休みだからといって、調理員も必ずすべて休みになるとは限りません。
職場によっては、
- 清掃
- 厨房のメンテナンス
- 研修
- 会議
- 次の学期に向けた準備
などで出勤する場合があります。
また、有給休暇を利用して長期休暇を取るケースもあります。
そのため、
「夏休みは全部休み」
と最初から考えるのではなく、求人票や面接で確認しておくことをおすすめします。
仕事内容を確認する
「学校給食調理員」と書いてあっても、実際の仕事内容は勤務先によって違う場合があります。
一般的には、
- 食材の検収
- 下処理
- 調理
- 配缶
- 食器の準備
- 洗浄
- 清掃
- ごみ処理
など、さまざまな仕事があります。
また、勤務先によってはアレルギー対応など、より注意が必要な業務を担当する場合もあります。
求人票に「調理業務」としか書かれていない場合でも、調理だけをしていればいいとは限りません。
学校給食の仕事は、給食を作るだけではなく、準備から片付けまで含めて一つの仕事だと考えておいたほうがよいでしょう。
未経験OKか、資格が必要かを確認する
未経験から学校給食調理員を始めたい方は、ここも確認しましょう。
求人によって、
「未経験OK」
「経験者優遇」
「調理師免許歓迎」
「調理師免許必須」
など、条件が違います。
調理師免許がなくても応募できる求人はあります。
また、資格を持っていることで資格手当などが支給される会社もあります。
未経験の場合は、単に「未経験OK」と書いてあるかだけではなく、入社後にどのように仕事を教えてもらえるのかも確認すると安心です。
私自身も学校給食は未経験から始めました。
最初は分からないことが多く、衛生管理や作業手順を覚えるだけでも大変でした。
だからこそ、未経験の方には「未経験OK」という言葉だけではなく、教育体制にも注目してほしいと思っています。
勤務地と通勤時間も大切
意外と見落としやすいのが、勤務地と通勤時間です。
学校給食は朝早くから仕事が始まることがあるため、通勤時間が長すぎると、それだけで負担になる場合があります。
求人を見るときは、
- 勤務地
- 自宅からの距離
- 通勤時間
- 車通勤が可能か
- 駐車場があるか
- 交通費はいくらまで支給されるか
などを確認しておきましょう。
特に毎日通うことになるので、「通えるか」ではなく「無理なく通い続けられるか」という視点で考えることをおすすめします。
求人票だけでは分からないこともある
ここは、求人を探すうえで覚えておいてほしいポイントです。
求人票には、給料や勤務時間などの条件は書かれています。
しかし、
- 職場の雰囲気
- スタッフ同士の関係
- 忙しさ
- 新人への教え方
- 休みの取りやすさ
- 人員体制
などは、求人票だけでは分かりにくいものです。
学校給食は、複数のスタッフが協力して仕事をする職場です。
そのため、仕事内容だけではなく、職場の環境も長く働くうえでは重要になります。
気になることがあれば、面接のときに確認してみましょう。
面接で確認しておきたいこと
求人票だけでは分からないことは、面接で確認しておきましょう。
「未経験ですが、入社後はどのように仕事を覚えていきますか?」
「残業や早出はどのくらいありますか?」
「長期休暇中は勤務がありますか?」
など、気になることを事前に確認しておくと安心です。
私が求人を見るなら、ここを確認します
私が求人を見るなら、給料だけではなく、勤務時間・休日・仕事内容・通勤時間・職場の人数などを確認します。
特に大切にしたいのは、「自分が無理なく長く続けられる仕事なのか」ということです。
まとめ
学校給食調理員の求人を探すときは、給料だけではなく、さまざまな条件を確認することが大切です。
特に確認してほしいのは、
- 雇用形態
- 給料・賞与・手当
- 勤務時間
- 休日・長期休暇
- 仕事内容
- 資格・経験条件
- 勤務地・通勤時間
- 教育体制
などです。
求人票だけでは分からないこともあるので、気になることは面接などで確認しておきましょう。
私自身、学校給食調理員として7年間働いてきました。
最初は未経験でしたが、仕事を覚え、経験を積み、現在は主任として働いています。
これから学校給食の仕事を始める方には、給料や条件だけではなく、「自分が無理なく長く続けられる仕事なのか」という視点で求人を選んでほしいと思います。
自分に合った職場を見つけることができれば、学校給食調理員として長く働いていくことも目指せます。
この記事が、これから学校給食調理員の求人を探す方の参考になれば幸いです。
次回予告
次回は、「学校給食調理員の面接では何を聞かれる?現役主任が教える面接対策」について紹介します。
「面接では何を聞かれる?」
「未経験でも大丈夫?」
「志望動機は何を話せばいい?」
など、学校給食の仕事に応募するときに気になることは多いと思います。
次回は、実際に学校給食の現場で働いてきた経験をもとに、面接で聞かれやすい質問や、答えるときのポイントを紹介します。

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